自称真面目人の生きがい

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 譜面メーカー 譜面製作 入門編

まえがき

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こんにちは。流行(?)に乗じて譜面製作記事を書くに至ったMolです。

ここでは私が譜面製作において意識していることや実践していることを何回かに渡って紹介していこうと思います。

こちらに記すことには個人的な意見が多く含まれるかと思いますので、参考程度に見てもらえると幸いです。

また、Re:ステージ プリズムステップ(通称:リステップ)を遊んでいる方に向けての記事ですので、まだ遊んだことのない方はこちらからダウンロードして遊んでみてください。

apps.apple.com

play.google.com

パズル+リズムゲームといった「思考型リズムアクション」ということで、始めてすぐは全然クリアできないかもしれませんが、ゼロから能力を身につける楽しさがあり、成長なども大きく感じられるゲームとなっております。

ゲームにおけるキャラ設定などは、アニメ「Re:ステージ ドリームデイズ」(通称:リステDD)、もしくはゲーム「リステップ」内のストーリー欄にある「Re:ステージ!」を読むことでかなり把握できるかと思いますので、そちらを参考にすると良いでしょう。

 

全体的な紹介はこの辺にして、本題に入って行きます。

 

譜面メーカーとは

譜面メーカーとは、リステップの中で遊べるコンテンツの一つであり、運営スタッフではなく、実際にリステップで遊んでいる人が作った譜面で遊ぶことができ、さらに自分自身も譜面を作ることができる、ソシャゲとしては珍しいコンテンツです。

プレイヤーランクが10くらい(?)になるとホーム画面の右下にある「譜面メーカー」から遊べるようになります。

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リステップ ホーム画面

譜面メーカーの簡単な説明は譜面メーカーのメイン画面左の「チュートリアルメニュー」から確認することができますが、読んでも「Don't think feeeeeeeel」くらいしか頭に残らないかと思いますので、今回は譜面メーカーの基本的な遊び方・作り方について画像を交えつつ紹介していきます。

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譜面メーカーのメイン画面

譜面メーカーの遊び方

早速譜面を作ってみたいと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、まずは他の人がどのような譜面を作っているのかを確認するためにも、「みんなの譜面であそぶ」から適当に譜面を選んで遊んでみましょう。

選択画面ではこのように製作者さんの名前(念のため伏せてあります)、曲名、レベル設定、譜面の系統などが表示されており、自分に合っていそうなものを選択するといいでしょう。

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譜面メーカーにアップロードされた譜面

稀に以下のような譜面系統がありますが、このような譜面は基本的に通常のプレイを越えた譜面、もしくはイラスト通りゴリラにしかできない譜面となっている場合が多いのでそれなりに慣れるまでは避けるべきでしょう。

(私の譜面は人間には出来るようになっていますのでご安心を)

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ゴリラ系統の譜面

実際に遊んでみると、譜面によって曲と譜面にズレが生じていることが割とよくありますので、画面上部の「ライブ設定」からタイミング調整をしましょう。

譜面が曲に対して遅い場合はFAST方向へ、逆であればLATE方向へ調整するとズレが解消されていきます。

経験則で語ると、自分の端末がiOSの場合、iOS端末でアップロードされた譜面はズレがなく、アンドロイド系端末でアップロードされた譜面は[+7]でタイミングが合うと思われます。

まぁこの辺はだいたいでOKです。

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タイミング調整

 公式譜面との違いなどを楽しみながら、自分も譜面が作ってみたいと思ってきたところで、次は譜面製作の基本について紹介していきます。

 

譜面メーカーでの譜面の作り方

製作楽曲の選択

先ほどのメイン画面から「自分で譜面をつくる」を選択してみましょう。このように自分端末に保存された譜面データが表示されます。セーブデータに空きがある場合、このように「セーブデータなし」という文字が表示されます。

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譜面データ表示画面

ここを選択すると、このようにどの楽曲で譜面を作るかを選択する画面へと移ります。ここは初心者上級者関係なく好きな楽曲を選べば良いので作りたいと思った楽曲を自由に選びましょう。今回は例として「君に贈るAngel Yell」を選択して製作に入っていきます。

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楽曲選択画面

譜面のカラー選択

譜面製作画面へと映ったら、まずは譜面のカラーを選択していきましょう。画面左上の「パレット」を選択するとこのようにパレット画面が表示されます。

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パレット画面

このパレット画面の右にある「カラー変更」から自分の好きな色に変更していきます。

下部の色をドラッグして上部のノーツへ移動させるとこのように色が変わっていきます。これを繰り返して好きな色へと変更していきます。

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カラー変更

 

スナップ


ここから譜面の作り方に入っていくのですが、作り始める前に「スナップ」について説明していきます。

パレット画面の右から2番目にある「スナップ」はタップしてくと「なし」→「1/4」→「1/8」→「1/16」→「なし」と変化していきます。

例えばスナップを「1/4」に設定すると、このように制作画面に表示された白線の上にしかノーツが置けなくなります。これは、1/4小節間隔でノーツを設置できることを意味します。このように、ノーツを設置する位置を曲に対して等間隔に限定できるものがスナップとなります。

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1/4スナップでの設置

はじめのうちは等間隔で配置することがほとんどかと思われますので、「なし」以外のものに設定しておくことをオススメします。

譜面製作:セッションモード

次に譜面の作り方に入っていくのですが、作り方には「マニュアルモード」と「セッションモード」の2つがあり、製作画面上部で選択することができます。(先ほどの図を参照)

「セッションモード」を選択すると、曲が再生され、任意のタイミングでノーツをTAPすることでノーツを設置していくことができます。パレット画面の「TAP」を「あり」に設定することでTAPノーツを配置でき、また「なし」だとパズルノーツを配置することができます。

こちらは曲に合わせてTAPしてノーツを配置することができるので、かなり短い時間で譜面を完成させることができます。

しかし、このモードでは「スライド」や「パズル」といったギミックを導入することができません。(自分が知らないだけで、もしかしたらあるのかもしれない)

そういったギミックを導入するには「マニュアルモード」での製作が必須となってきます。

 

譜面製作:マニュアルモード

こちらは、譜面の線に対応させてノーツをドラッグ&ドロップで設置していくモードとなります。こちらを使う場合は少し面倒ですが、ちょっとした準備が必要です。

一括調整

マニュアルモードを使用する場合、白線の位置と曲のタイミングが一致しているかを確認する必要があるため、譜面製作画面上部の「一括調整」から「白線の開始位置の調整」を行う必要があります。

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一括調整

とりあえずまずは何も調整せず、1/4スナップで最初の白線からパズルノーツを等間隔で設置していき、画面上部の「保存」、続いて「全再生」(または「プレビュー」)でノーツの処理音と曲が一致しているか確認してみましょう。

ズレていると感じた場合は、一括調整から「白線の開始位置の調整」を行います。

先ほど、他の方が作った譜面を遊んだときに行った「タイミング調整」と同じ要領で調整すればよいです。

このとき、白線の位置のみが移動してノーツが白線の上から外れてしまうので、合わせて「ノーツ位置の一括調整」も行います。

白線位置は1目盛=20ミリ秒なのに対して、ノーツ位置は1目盛=1ミリ秒なので、例えば白線位置を[+5]に設定した場合は、ノーツ位置を[+100]に変更しましょう。白線の上にノーツが戻ってきていると思います。

私がSNSにて投稿した一括調整の参考動画もこちらの置いておきます。(こちらの動画は「ク・ルリラビー」で調整しています。)

 

 

ノーツの配置

一括調整まで完了したら、あとは小節線に対応させてパレット画面のノーツをドラッグ&ドロップで配置していくだけになります。

パズルなどのギミックを導入して製作していくと、画面下に表示されている色の配置とは異なった色になってくるので、何度も「プレビュー」や「全再生」で色の配置を確認しながらノーツを配置していきましょう。

間違ったタイミングや色で配置し続ける場合や、保存せずに終了してデータが消えてしまうことがあるので、こまめに「プレビュー」や「保存」をすることをオススメします。

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ノーツを配置したら、こまめに保存しましょう

譜面のクリアチェック 

譜面が完成したら、製作画面上部の「全再生」で、作った譜面を最初から最後までテストプレイ(通称:クリアチェック、クリチェ)してみましょう。注意すべきポイントは、譜面メーカーで作った譜面は自分でフルコンボしないとアップロードできないという点です。面白半分で難易度の高すぎる譜面を作ってもフルコンボできず、アップロードできないという事態にならないように注意しましょう。

(譜面メーカーで遊んでいると、どうやってフルコンボしたのかわからないようなゴリラ譜面をたまに見かけるので譜面メーカーではリステップの深淵を覗くことができます。)

またクリアチェックは、ユニット1に編成してあるユニットでプレイされます。ここに「無理やりパーフェクト」という、NICEやBAD判定でもコンボが加算されるスキルを持ったキャラを編成すると、スキルの援護によりフルコンボがしやすくなるので、「あと少しなのにどうしてもフルコンボできない」といった時は編成してみると良いでしょう。

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クリアチェックの図

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「全再生」でフルコンボすると、アップロードが可能になる

アップロード前の注意点

無事クリアチェックも済み、アップロード可能となったら、最後に「一括調整」から「白線の開始位置」を±0に変更しましょう。

例えば以下のように開始位置が[-13]になったままアップロードしてしまうと、他の方が遊ぶ時にタイミング調整で[+13]にして遊ぶ必要が出てきてしまいます。まだ[-13]ならよいですが、[-14]以下になってくると、アンドロイドの方は[+21]にする必要があり、設定上それができないので曲と譜面ズレが解消できなくなってしまいます。

また、自分が遊びたくなった時もタイミングを変更する必要があり手間になるので、なるべく忘れないように[±0]に戻しましょう。

また、先ほどと違ってここでは「ノーツ位置」を変更しないので注意してください。

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白線の開始位置を±0に戻していない図

譜面のアップロード

最後の白線位置も調整したら、いよいよアップロードです。

作成データ一覧の画面からアップロードしたい譜面の「メニュー」を選択し、難易度と譜面系統を選択し「アップロードして公開」を選択しましょう。

このとき、ゲーム内アイテム「譜面アップローダー」を消費するので、所持していない方は、ストーリーを読んだり、ショップに50ジュエルで売っているので入手しましょう。

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譜面データの「メニュー」

また、「白線位置の調整」も含め、一度アップロードした譜面を修正してアップロードする場合には、どんな小さな修正でもアップローダーを消費するので、もし不安であれば最後にもう一度「全再生」で譜面を確認すると良いでしょう。

一度フルコンボしていれば、その後失敗してもアップロードはできますので安心してください。ただし、一度でも修正を加えて「保存」を選択した場合には、その後元の配置に戻しても再度フルコンボをしないとアップロードできないので注意しましょう。

また譜面データの「編集」というところで譜面の名前を変えることができるので、気になった方は譜面の名前を考えるのも良いでしょう。

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アップロード確認画面には、自分で付けた譜面の名前が表示されます

アップロードが終わればその瞬間から、「譜面メーカーで遊ぶ」の方でもプレイ可能になります。

アップロードした譜面の削除は、いくら本人でも原則出来ませんが、運営に連絡することで出来る(らしい)ので、あとから譜面を修正した場合などで以前の譜面を削除したい場合には問い合わせてみるとよいでしょう。

あとがき

以上が私なりの譜面製作の入門編となります。

既に譜面をたくさん作っている方からしてみれば当然だと思われるような内容だったかも知れませんが、今回は入門編ということで譜面を作り始めるところから書いていきました。

譜面を作る際のちょっとしたテクニックや、自分の意識していることなどは「譜面製作 玄人編」などと称して書いていくと思いますので、気になった方は軽く目を通していただけると幸いです。

譜面メーカーが少しでも盛り上がることを祈りつつ、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

 それではまた。